不動産オーナー様の多くは、賃貸住宅建築による土地活用により収益の確保や相続税対策を図る一方で、高齢化に伴う認知症発症後の賃貸経営、建築のための融資に対する不安、賃貸住宅をめぐる相続についての不安など、長期にわたる賃貸住宅経営に対する将来不安が払拭できずにお悩みをお持ちの方もいらっしゃいます。
　また、賃貸住宅に限らず自宅や土地など不動産についての管理や承継についてお困りの方もいらっしゃいます。
　これらのご不安やお悩みを解決するための有効な方法の一つとして「不動産管理信託」があります。
　積水ハウスでは、これらのお悩みや課題を解決し、安心して賃貸住宅経営等を行って頂けるようなサービスの提供を目的に内閣総理大臣の登録を経て平成29年8月に新たに信託会社を開業致しました。
　積水ハウス信託は、不動産管理信託を専門に、オーナー様の大切な不動産を安心して次世代に引き継いで頂くためのお手伝いを致します。

１．存在意義
信託の仕組みを活用し、委託者の皆様の想いに応えた財産の管理・承継を実現します。

２．経営方針
（信託サービスの提供）
(1) 委託者の皆様の多様なご事情・想いに寄り添い、最適な信託サービスを検討し、ご提供します。

（社会的課題の解決）
(2) 超高齢・少子化社会において、信託を活用し、安心な財産の管理・承継を実現することにより社会的課題の解決に寄与します。

（積水ハウスグループ会社としての活動）
(3) 積水ハウスグループの一員として、グループの企業理念・行動規範等を遵守すると共に、グループ連携により委託者の皆様の幸せを実現します。

（法令等遵守と受託者としての義務履行）
(4) 各種法令等を遵守すると共に、信託事務を処理するに当たっては、信託の受託者として遵守すべき最も基本的かつ重要な原則である、善管注意義務・忠実義務・公平義務・分別管理義務等を履行します。

（社員の成長）
(5) 社員が個々のキャリアを自律的に形成し、人財価値を向上させられるような、働きやすい職場環境を提供します。

３．目指す姿
既に賃貸用不動産を保有されている、または、今後保有を検討されている『全ての方に信託を』ご提供できることを目指します。

2023年11月27日制定